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スキンケア基礎知識Vol-2 化粧品の全成分表示

Vol-2 化粧品の全成分表示について

(以下引用)

 「全成分表示」とは、化粧品に配合されている全ての成分の名称を表示することです。全ての配合成分名は商品の容器や外箱に、配合量の多い順に表示されます。一定配合量以下の成分については順不同で表示します。
 化粧品を製造したり、販売したりするためには、化粧品や医薬品の憲法ともいえる薬機法を守らなければなりません。情報公開の一環として2001年、化粧品に全成分表示することが義務づけられました。
(中略)化粧品の中に配合されているすべての成分がわかりますので、成分についての知識があると自分の肌質に合う成分、効果的な成分をチェックでき、商品を選ぶときの参考になります。
 成分名は配合量の多い順に記載されますが、配合量が1%以下の成分は順不同です。香料・着色料は最後にまとめて表示されます。
 化粧品でアレルギーを起こす恐れのある人は、アレルギーの原因となる成分がわかれば、その成分が配合されていない化粧品を選ぶことができます。

(引用終わり)

 化粧品は、容器か外箱どちらかに全成分が表示されています。みなさんの手元や近くの化粧品がありましたら見てみてはいかがでしょうか。化粧水・美容液・乳液・シャンプーなどであれば、まず第一に「水」と表示してあるはずです。その次には多分、グリセリンやBGといった保湿剤の類が表示されているでしょう。
 配合量が1%以下の成分を除き配合量の多い順に表示されているということは、前回の「間違いだらけの化粧品選び」で説明した通り、スキンケア関連の化粧品はいかにも「水」と「保湿剤」がほとんどで構成されているかがおわかりになると思います。一般的に化粧水の「水」の含有量は90~95%といわれています。
 ほとんどが「水」の化粧水を消費者はそれなりの金額で買い続けていることになります。それでも、きちんと水分補給や保湿に役立っていればよいのですが・・・

次回はスキンケア化粧品の効能の範囲と適正広告について

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