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スキンケア基礎知識Vol-14 「鉱物油の安定性について」

 
スキンケア基礎知識Vol-14「鉱物油の安定性について」

 (以下引用)

 鉱物油と呼ばれている成分は、石油を原料として合成・精製した油原料です。代表的なものにワセリンやミネラルオイル(流動パラフィン)、パラフィンなどがあります。
 石油というイメージと、過去に不純物が入っていいたために皮膚炎が多発したという歴史から、敬遠されがちなのは事実です。しかしながら、精製度の高い鉱物油は、皮膚刺激性がほとんどない、安全性の高い油原料です。肌の油性の汚れを、包み込む作用を利用して、クレンジングクリームに処方したり、肌の上にすべりの良い油性皮膜を形成するので、マッサージクリームにも応用されています。
 口紅やアイカラーなどの油原料としても利用され、適度なのびと光沢を与え、時には保護的な役割をしまあす。また粉末状のおしろい類が、肌を乾燥させ過ぎないための油性分として化粧品に欠かせない成分なのです。
 近年の高い精製技術により生成された鉱物油は安全性が極めて高く、またのびがよく、使用感も高められています。鉱物油が肌に悪いといった考えは誤解です。

 (引用終り)

 前章でもふれたように、無添加、自然、アルコール不使用、防腐剤不使用など表示されているのが’なんとなく良いもの’と思われているようですが、化粧品を作るのには必ず3年は保存できるように腐らない・劣化しない製品にするために防腐剤やアルコールは用いられているはずです。アルコールに関しては、エタノールを不使用ですとアルコール不使用と表現できるだけで、何か別のアルコール類が使用されているようです。
 消費者としては、言葉に惑わされずにきちんと良い商品選びをされた方が良いと思います。

次回は、「化粧品に使用されるアルコールの種類」について

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