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スキンケア基礎知識Vol-15 「化粧品使用のアルコール」

化粧品に使用されるアルコールの種類について

 (以下引用)

 なぜ「アルコールフリー」と表示されているのにアルコール名の成分が配合されているの?

 アルコールに過敏な反応を示す人にために作られた「アルコールフリー化粧品」に、なぜか○○アルコールと名のつく成分がたくさん使用されている化粧品があります。
 実は「アルコールフリー」表示のアルコールとは、エチルアルコールのことで、成分表示名はエタノールです。エタノールとは、アルコール飲料に含まれている成分のことです。
 そのエタノールと、化粧品全成分表示に記載されている○○アルコールは、炭素数の多いアルコールで使用目的も違います。
 化学構造に水酸基(OH)を持つ化合物を総称してアルコールと呼び、化粧品にはアルコールがつく成分が多数使用されています。炭素数が多い高級アルコールには、セタノール(セチルアルコール)、ステアリルアルコールなどがあり、水に溶けにくく、油性原料として使用されます。炭素数が少ない低級アルコールには、一般にアルコールと呼ばれているエチルアルコール(エタノール)があり、水に溶けやすく溶剤として使用されます。
 また、アルコール分子中の水酸基の数によって、1価アルコール、2価アルコールといい、2価以上のアルコールを、多価アルコールともいいます。

 (引用終り)

 自然、天然、有機など、いかにも体や健康に良いと思わせるような食品や化粧品の品名や表示、コピーに使われている商品が満ち溢れています。
 我々消費者としては、表示やコピーに惑わされずに、きちんとした知識をもち、しっかりと内容を確認したうえでの購入、使用が大切です。

 次回は、シリコーンの安全性について 

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