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スキンケア基礎知識Vol-12 「SPF値・PA表示の意味」

スキンケア基礎知識Vol-12「SPF値・PA表示の意味」

 (以下引用)

 使用シーンに合わせて日焼け止め化粧品(サンスクリーン剤)を選ぶことができるように、日焼け止め化粧品は紫外線遮断効果を表示しています。肌に炎症を起こすUVB(紫外線B波)の遮断効果を表しているのがSPFです。また老化の原因となるUVA(紫外線A波)の遮断効果を表しているのがPA表示です。

 SPF値とは、Sun Protection Factor(紫外線防御指数)の略です。SPF値は、UVBによる皮膚の紅斑(サンバーン)を、日焼け止め用化粧品を塗ることで、塗らなかった場合に比べてどの程度時間を延ばすことができるのかを測定した値です。
 SPF値の目安は、日常生活が「15」前後、屋外での軽いスポーツ・レジャーが「15~30」、海や山でのスポーツが「30~50」、紫外線に敏感な人は「50+」です。SPFの表示はISO(国際標準化機構)の国際規格である測定法をもとに、日本化粧品工業連合会が自主基準として制定しました。
 ちなみに、UVケアの下地とファンデーションの両方塗っても、SPF値は単純な足し算にはなりません。しかし、重ねて使用した方が効果は高まるので、日焼けが心配なら、下地もファンデーションもUVカット効果のあるものを使用しましょう。
 PA表示のPAとは、Protection grade of UVA(UVA防止効果の程度)の略です。SPF値はUVBに対する防御指数であるため、UVAに対する防御レベルとしてPA表示が、日本化粧品工業連合会の自主基準として制定されました。 
 日焼け止め化粧品を塗ることによって、UVAによる皮膚の黒化を、どの程度延すことができるかを測定したもので、日焼け止め化粧品を全く塗らない皮膚と比べて効果があり、2~4倍延ばすことができる「PA+」、かなり効果があり、4~8倍延ばすことができる「PA++」、非常に効果があり、8~16倍延ばすことができる「PA+++」、更に極めて高い効果があり、16倍以上延ばすことができる「PA++++」と、効果の度合いは4段階に分けて表示されています。

 (引用終り)

 SPF50、PA+++というような紫外線防止剤を使用したとしても、汗などによる、はがれ落ちになってしまうと意味がありません。しつこいですが、肌にダメージを与える諸悪の根源といっても過言でもない紫外線。注意しないといけません。

 次回は、自然化粧品について
 

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